久しぶりに6時以前に起きた。
そろそろ生活リズムを戻していきたいが、慣れるまで時間がかかりそうだ。
早起きしたけど、いつもくそ遅く活動開始するので朝飯の用意もなかったため飯を食いに外に出た。
立春を過ぎたとはいえ朝は暗い時間帯で、当地で冬が終わるのはまだ先なんだなと感じる。そんな雰囲気を味わいながらチェーンの牛丼屋へ向かい、朝定を食べて帰りとは違うルートを散歩しながら戻った。
真夜中とはまた違った、心地いい朝の孤独な感じを、エモいでくくっていいのか分からないが、その気持ちよさを久しぶりに体感できた。
朝のエモさはキャンプで見る朝日だったり、徹夜明けのチェーン店での朝飯だったりいろいろあるが、海×朝日は定番中の定番な希ガス。
海でもいくかで海に向かって、海を見てなんかエモい雰囲気にする。これほど手っ取り早くいい気持ちになれる場所はない。海はでかいし、きれいだし、何もなさがいい。
でも、以前友達と海の話をしたときに、その人は「大きく、何もないのが嫌だ」と嫌っていた。何もなさ過ぎて不安になるし、むしろ吸い込まれて消えそうで怖いとも言っていた。その人に海にトラウマがあるとかは聞かなかったが、海なんてでかくてなんぼだと思っていた自分にはない感覚でまじかとなったのを覚えている。
海をみて「自分の悩みなんてちっぽけな存在だ、だからなんとかなる」じゃなくて「自分はちっぽけで、今波にさらわれたら消える存在だ」と考える感覚なんだろうか。そもそもの視点が自分は陸にいて、そのひとは海上にあったのかもしれない。よく聞かなかったので今となっちゃわからないが。
でかすぎる何もない存在も考え物である。だから安全圏から眺めて「でけ~きれ~なんもね~」と思うぐらいがいい付き合いかもしれん。
海みて~