メガネ好き好きクラブ

眼鏡(の女の子)が好きな眼鏡のやつが書き残しています

空の境界と一室

この前、関東にしては大雪が降り、犬の様に興奮して部屋から一枚撮ったあと、後で外にも行こうと意気込んでいたら、普通に寝てしまった。

数日後、TLを眺めていると、雪の写真をPOSTしていた人がいて、よく見ると空の境界のワンシーンの場所だった。

 

空の境界は、中学のころ友達の家でPCの画面にならんでみた覚えがある。

映画館は街にはなく、限られた場所でしか上映されなかった作品だけという情報と、ufotableのこれまで見たことないような画面に遠くから来た作品だと驚いていた気がする。

友達は、型月作品が好きで、その子と一緒にPCでいろいろ見た。PCは家にもあったが、時間制限があり、言われて好き勝手使えなかったので、比較的自由に使えるその子の家に集まるようになった。

 

友達の家も自分の家も然り、田んぼと牛しかいない道を、えっちらおっちら自転車走らせていく場所だったが、自分の中では文化的な場だった。高校までは、この友達の家に入り浸るように来て、アニメも絵も音楽もゲームも映画もそこで堆積してきた。

あの部屋で薄暗い中みた螺旋矛盾とか、kalafinaかっこいいよなとか話してる時など、なにかが溜まっていったあの場所って、おもろ空間だったんだなって思った。

当時は全然、あの部屋でカップラーメン食いながらキッズステーション垂れ流しを見ていた場所を楽しい場所だったけど、コンテンツの場と見てなかった。でも、今考えるとそこで知るアニメやゲームとか音楽があって、ネット以外で新しいことを知る大きな場所だったかも。

 

以前から、phaのシェアハウスの記事とかサイプレス上野のヤサ動画とかみて、何かしら好きな人達がごちゃつく場所に対するあこがれがあったのだが、今回の空の境界聖地巡礼の画像を見て、すごい高まったな~という感じがした。

あと、書きながら思ったけど、だれかの行きやすい・集まりやすい友達の部屋ではなく、不特定多数の環境が集まる部屋みたいな感じが欲しいのかも。遊びに行っていた家も、友達の自室ではなくて居間のような感じの場所で、誰かの心理的スペースに入るのではなく、公共と閉鎖の中間みたいな場所に憧れてるのかな。

 

一時なので、すぐ冷めてしまう願望だと思うが、なんとなく残したかったので書いた。